寒い季節にホットカーペットを愛用している方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

敷くだけで足元から温めることができるので、重宝しますよね。

ところで、ホットカーペットの温度調節で「ダニ対策」や「ダニ」等の表示があるものも多いのですが、こうした表示には、一体どんな意味があるのかご存知でしょうか?

ホットカーペットへのダニ対策していますか?

ホットカーペットを使って、どのようにダニ対策をするのがいいのか?

本日は【ホットカーペットとダニ】をテーマに、ダニ対策に役立つ情報をご紹介させて頂きます。

ホットカーペットではダニが繁殖しづらい!

カーペットといえば、ダニの繁殖場所の代名詞。

とりわけ暖かくてモコモコとした質感のホットカーペットは、ダニのパラダイスなのでは・・・と思うかもしれませんが、実はダニは熱に弱いのです。

ホットカーペットの表面温度は、高温時には45℃前後まで上がります。

熱に弱いダニは、こうした高温状態を2時間程継続した状態で、ほぼ死滅してしまいます。

つまり、ダニの棲み処と化しやすいカーペットであっても、ホットカーペットについてはダニにとって快適な環境とは言い難いと言えるのです。

ホットカーペットを用いたダニ対策に注目

冒頭でも触れたとおり、多くのホットカーペットには、温度調節の表示に「ダニ対策」や「ダニバスター」「ダニ」等の項目があることをご存じでしょうか?

これは文字通り「ダニ対策」に役立つ機能であり、ホットカーペットを高温に保つことで、カーペット表面はもちろん、内部のダニをも死滅させることができます。

ちなみに、ホットカーペットのダニ対策機能を活用すれば、布団のダニ対策も出来てしまいます。

その方法は、布団をホットカーペットの上に敷いて温めるだけ。

しばらく敷いているだけで布団はかなり高温になりますから、ダニを死滅させるのには天日干し以上に有効です。

時間をおいて裏表両面に熱を加えれば、より一層効果的です。

ホットカーペットを用いたダニ対策の仕上げは「掃除機」

ホットカーペットでダニを死滅させた後は、ホットカーペットと布団両方の表面を掃除機で吸い取り、アレルゲンとなる死骸を除去することが肝心です。

ダニアレルギーの原因は、生きたダニではなく、ダニの死骸や糞等にありますから、最後までしっかりダニ対策を行ってください。

また、ホットカーペットは定期的に丸洗いすることで、アレルゲンの除去に有効、かつ清潔を保つことができます。

ホットカーペット選びの際は、「ダニ対策の表示があるか」「ウォッシャブルタイプかどうか」に注目するのが得策です。

加えて、布団のダニ対策としてダニ捕獲シートを併用すると、布団に潜むダニの絶対数を格段に減らすことができます。

布団のダニは何万匹単位と言われていますから、念には念を入れて、日頃からあらゆる対策を施しておくことが肝心なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

寒い季節になると、ホットカーペットを敷きっぱなしのご家庭も多いかと思いますが、定期的に、「ダニ対策」の温度調整をして、ダニ対策をしてみて下さいね。