ダニ対策について、あなたも色々と実践しているとは思いますが、その一方で、「他の家ではどの程度、どんなことをしているんだろう」と気になる方も多いのではないでしょうか?

驚きのダニの知識と対策に関する調査

本日は、2017年の夏に公開された【ダニの知識と対策に関する調査】の結果を元に、巷のダニ対策の実態をご紹介させて頂きます。

実に8割の主婦が、ダニ対策を誤解している

アース製薬が、2017年6月の梅雨真っ只中、主婦600人を対象に実施した「ダニの知識と対策に関する調査」によると、効果の薄い対策を有効と誤認している方が、全体の76.2%にも上ることが明らかになりました。

効果の薄い対策の例として、具体的な回答は下記の通りです。

「布団を天日干しすれば、生きたダニは死滅する」 53.0%
「布団たたきをすれば、ダニを落とせる」 17.7%
「衣装ケースや押し入れに新聞紙を敷く」 17.5%
「加湿器で部屋の温度を高めに保つ」 9.3%

参照:アース製薬株式会社『「天日干しすれば大丈夫」は大間違い!8割の人が、正しいダニ知識と対策を知らなかった!〜適切な対策を知って、快適な生活を〜

実際のところ、布団のダニは、天日干し程度の温度で容易に死滅するものではありません。

また、布団をたたくことによってダニの体がバラバラになり、アレルゲンとなる死骸を布団の表面中にまき散らすことになります。

加えて、除湿・防虫効果がさほど期待できない新聞紙を衣装ケースや押し入れに敷きっぱなしにすることで、その裏側でダニが繁殖する可能性は高いと言えます。

そして、高温多湿を好むダニへの対策に、湿度の高い環境作りは論外です。

このように、良かれと思って取り組んでいたダニ対策が、実は悪影響を及ぼしていたということは多いのできちんとダニ対策を理解するようにしてください。

あなたの家は、大丈夫でしょうか?

ダニ対策、正しい知識があっても実践していない人が多い?

同調査では、「ダニの繁殖時期についての知識」に関するアンケート結果も公開されています。

その結果、「ダニが最も繁殖するのは梅雨(6〜7月)」という事実を知っていたのは全体の71.8%であり、これを受けて梅雨時期に「ダニ対策をしている主婦」は56%、ダニの餌となる「カビ対策をする主婦」は69%であることが分かりました。

一方、特にダニ対策が必要な「乳幼児の子を持つ主婦」について、主婦全体を上回る74%がダニの繁殖時期を正しく理解しているにも関わらず、梅雨時期に「ダニ対策をしている主婦」は49%、ダニの餌となる「カビ対策をする主婦」は58%と、全体と比較すると低い数字であることが明らかになりました。

本来、乳幼児をダニから守るべき子育て世代のお母さんは、ダニの繁殖時期について正しい知識を持っているにもかかわらず、日常に忙殺されて実際の対策がなかなかできずにいるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

何かと忙しい方のダニ対策に、オススメは「ダニ捕獲シート」です。

特別な作業は不要で、気になる部分に設置するだけなので、思い立ったときにすぐ、気軽にダニ対策ができてしまいます。

仕事や家事・育児に忙しいお母さんにとって、これまで後回しになっていたダニ対策ぜひ今からでも始めれる事から始めて下さい。