自宅の食器棚を掃除中、隅にたまったホコリに思わずギョッとする事ってありませんか?
そう・・・ホコリがあるところには・・・ダニがいるんです。
食べ物に直接触れるお皿やコップにダニがついている、となれば、ちょっとゾッとしますよね。
とはいえ、食器棚にダニなんて、本当にいるのでしょうか??
食器棚に潜むダニ対策していますか?
本日では、意外と盲点になりがちな【食器棚のダニ】をテーマに、その対策を考えてみることにしましょう。
食器棚にも、ダニは確実に存在します
結論から言うと、食器棚にもダニが潜んでいる可能性は大いにあります。
日頃から頻繁に掃除することのない食器棚には、どうしてもホコリやゴミがたまりがちです。
加えて、食器に水分が付着したまま収納することも多いため、湿気がこもったり、棚に敷いているシートにカビが生えたりすることもしばしばでダニの繁殖要件がしっかりと揃っていることになります。
食器の上でダニが繁殖することは、素材の性質上、あまり考えられません。
しかしながら、ホコリやゴミの中、食器棚シート等は、ダニにとっての十分な潜伏場所となり得ます。
食器棚のダニ対策、方法は?
食器棚のダニ対策として、まず行うべきは「掃除」です。
普段、あまり掃除することのない食器棚ですが、定期的に食器をすべて取り出して、内部の拭き掃除をするようにしましょう。
また、棚の中に湿り気を残さないために、拭き掃除後はしっかり乾燥させる、濡れた食器をそのまましまわない等の工夫が必要です。
加えて、食器棚の中にシートを敷いているご家庭では、最低でも半年に一度は交換するようにすることで、それだけでシートの湿気・カビ対策となり、食器棚内を衛生的に保つことができます。
ここに挙げたダニ対策は、いずれも特別な道具を用いることなく、日常のキッチン掃除の延長上で行える方法ばかりです。
こまめに、とはいかなくとも、無理のない程度に実践してみてくださいね。
ちなみに、クローゼットや押し入れのダニ対策では「こまめな換気」のために、定期的に扉を開けっ放しにすることをお勧めしています。
しかしながら、食器棚の場合、開けっ放し厳禁です。
食器棚にゴミやホコリが入り込んでしまう恐れがあるため、普段は締めておくのが基本です。
(ただし、水拭き後の乾燥のための開放は必要です!)
食器棚に“掃除+α”のダニ対策
ご紹介した掃除以外にも、市販のダニ対策ツールを使って、より一層万全を期すこともできます。
湿気対策を兼ねて防ダニ効果のあるシリカゲル(乾燥剤)を置く、防虫シートを敷く等、ひと工夫することで、一層の安心につながります。
もちろん、食器棚の隅にダニ捕りシートを敷くのも有効。
生きたダニがそのまま捕獲されますから、万が一ダニが入り込んでしまったとしても、捕獲シートが捕まえてくれます。
これらのツールは、配置すればあとは定期的に交換するだけなので、掃除と併せて活用したいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダニ対策は普段掃除をしない部分にも目を配る必要があります。
逆にきちんと隅々まで掃除を行っていればダニの心配もありません。
普段から目に止まったら少しずつでもいいので、掃除をしてダニが住みにくい環境作りを行うようにしてみてくださいね。