現代人にとって「パソコン」は仕事でもプライベートでも、もはやなくてはならないツールとなっています。

日常、人が使用するものにつきものなのが・・・そうです、「ダニ」です。

パソコンにダニが潜んでいる可能性など考えたくもないですが、残念ながら、無関係とは言えません。

パソコンへのダニ対策

本日は【パソコンとダニ】に着目し、有効な対策をご紹介させて頂きます。

パソコンに生じるダニは、カビや菌で繁殖する「コナダニ」

パソコンで繁殖する可能性があるダニは、白くて丸い形状に特徴のある「コナダニ」です。

コナダニは、カビや菌、結露等の場所で繁殖するダニとして知られていますが、何かのはずみでパソコンに入り込み、ホコリや手垢、食べかすから栄養を摂取し繁殖していきます。

「ホコリと思って取り除こうとすると実は白色のダニだった」というケースは意外に多くの方が経験しているようです。

キーボードはもちろん、パソコン内部や画面の内部にも入り込むことがあります。

パソコンのダニ対策は「アルコール拭き」と「部屋の掃除」 

万が一、パソコンにダニのようなものを発見したら、早期に対策する必要があります。

ダニが目視できるレベルとなれば、すでにパソコン内で相当数繁殖している可能性が高く、これが部屋中に広がっていけばアレルギー等の健康被害が心配です。

まず、パソコンにはアルコール除菌です。

キーボードの表面や隙間、ディスプレイ、本体の裏側等、拭ける部分は無水エタノールで念入りに拭き取りましょう。

パソコンを分解して内部の掃除をできるのが理想的ですが、これは比較的難易度の高い対処となるので、可能な範囲で行ってください。

すでにパソコン内でダニが繁殖している場合、一度の掃除で駆除することは不可能です。

しかしながら、こまめな拭き取りによって確実にその数を減らすことができます。

また、パソコンを設置する場所にも配慮が必要です。

どんなにパソコンを清潔にしたとしても、周辺環境にダニの潜む要素があれば、いずれダニが戻ってくる可能性があります。

室内の風通しを良くし、パソコンが高温多湿状態にならないように気を配って下さい。

また、ホコリ、カビ、結露はこまめに取り除き、清潔を保つことが重要です。

そのためには、基本的なダニ対策としてこれまでご紹介してきた「掃除」や「換気」の実践を心がける必要があります。

飲食しながらパソコン、していませんか?

パソコンのキーボードには、ホコリだけでなく食べかすが詰まっていることもあります。

なぜかというと、人が飲食しながらパソコンを使っている場合、無意識のうちに食べこぼしがキーボードに落ち、そのまま隙間に入り込んでしまうことがあるからです。

食べかすは、当然のことながら、ダニにとっても格好の栄養分、潜伏場所となります。

ダニ対策を考える上では、ぜひ今日から、飲食をしながらのパソコン作業は控えるようにするのが得策です。

まとめ

いかがでしょうか?

普段使っているパソコンにもダニが…と思った人も多いかと思いますが、きちんとダニ対策すれば、特に気にする事はありませんので、日々しっかりとダニ対策を行ってみてくださいね。