あなたは、椅子に座っていてムズムズ、何となく痒いような・・・なんて経験をされたことはないでしょうか?
そんなとき、つい「生地や素材のせいかな」等と洋服を疑いがちですが、意外にも“椅子のダニ”が原因となっていることもあります。
椅子へのダニ対策していますか?
本日は、【椅子のダニ対策】をテーマに、有効な対策法をお話させて頂きます。
「座面が布製」の椅子は要注意です!
椅子にダニがいる、といっても、なかなかピンとこない方も多いかもしれません。
ですが、ちょっと考えてみてください。
ひょっとしたら椅子は、ダニにとっては最高の住まいではないでしょうか?
オフィス等で長時間座る椅子の特徴を、下記に挙げてみます。
・人の体温で常に温められた状態 ⇒ ダニにとっての快適温度(22〜28度)が保たれる
・室温、季節によって汗がたまることがある ⇒ ダニが活動しやすい湿度(60〜80%)が保たれる
・髪の毛やフケが落ちることがある ⇒ ダニにとっての餌が豊富
・“座面が布張りで内部がクッション”の場合 ⇒ 繊維のスキマがダニにとっての格好の潜伏場所となる
恐ろしいことですが、普段何気なく座っている椅子へのダニ対策をしたことがない場合は、椅子にダニが大繁殖している可能性があります。
太もものあたり、妙に痒くないでしょうか?
いつの間にか、太ももの裏に赤い腫れができていないでしょうか?
キーワードは「熱」と「除去」
椅子のダニ対策には、どのような方法が有効なのでしょうか?
具体的な方法は椅子の素材等によって異なりますが、ここでは「座面が布製の椅子」と仮定して、対策法を挙げてみることにしましょう。
スチームアイロンで、座面に60度以上の熱を加える
ダニの弱点は「熱に弱いこと」です。
このことを踏まえれば、ダニ退治にはアイロンで熱を加えることで死滅させる方法が最も手っ取り早い方法といえるでしょう。
アイロンでの椅子へのダニ対策の方法ですが、まずは、スチームを当てる前には、座面の汚れをとっておいてください。
スチームアイロンで高温の蒸気を当てれば、素材へのダメージを最小限に抑えつつ、そこにいるダニを退治することができます。
※ただし、素材によっては不適切である可能性もありますので、目立たない箇所で試してから実践するようにしましょう
座面を丁寧に掃除機掛け
死滅したダニは、掃除機掛けでしっかり除去しておきます。
ダニは死んでもその死骸や糞自体がアレルゲンとなりますので、確実に取り除いておくことが肝心です。
この2つの対策で、確実に状況は良くなるはずです。
ぜひお試しください!
座面とクッションの間に「ダニ捕獲シート」を設置するのも◎
「スチームアイロンなんて持っていない」「オフィスにアイロンを持ち込むのはちょっと・・・」
そんな場合には、「ダニ捕獲シート」の活用が効果的です。
例えば、座面とクッションの間に仕込んでおけば、それだけでダニを死骸ごとごっそり集められるのでお手軽ですね^^
煩わしいダニ被害とも、簡単におさらばできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっとした普段の掃除でダニ対策を行う事が出来ます。
ダニが住みにくい環境を作る事がダニ対策への一番効果的な方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。