長年ダニ被害に遭われている場合、「新築への引っ越しを機にようやく終結できる!」と考えていたら、それは大きな勘違いである可能性が大きいです。
確かに、人が住まわない家屋において、ダニが繁殖する要素というのはそう多くありません。
建材や工事現場の方に付着したダニが落ちたり、風にのってダニが舞い込んで来たりなどはあるでしょうが、適度な室温や湿度、餌となる食べ物のカスや人間のアカやフケ、皮膚といった条件が揃いづらい新築の新居で、ダニが大繁殖するかといえばそうとは言えないのです。
引っ越しとダニ対策
引っ越しをして一ヵ月も経てば、以前の住居同様、ダニは悪さをし始めます。
一体なぜなのかご存知ですか?
本日は、【引っ越しとダニ対策】をテーマに、引っ越しの際にするべきことをご紹介させて頂きます。
引っ越し時、ダニまで運んでいませんか?
せっかく新築に引っ越したのに、なぜダニがあっという間に増えてしまうのか?
その問いの答えは意外と単純で、「引っ越し時、新居にダニも一緒に連れてきているから」です。
カーペットや布団、家具、食品など、以前の家で使っていたものをそのまま段ボールに詰めて、持ってきていないでしょうか?
ダニの家ごと引っ越ししたら、当然、新居でもダニは増え放題となります。
この点、ごく当たり前のことなのですが、意外と盲点になりがちなポイントではないでしょうか?
ダニ被害の自宅からの引っ越しには「家具類の買い替え」と「引っ越し前のダニ駆除」
せっかくの新居でのダニ被害を最小限に食い止めるためには、引っ越し時ならではのダニ対策が必須です。
引っ越しを機にカーペットや布団、家具を総入れ替え
引っ越し前にダニに苦しんだ方は、思い切って家具類を一新すると安心です。
ダニ被害の回避には、ダニを持ちこまないことが一番でしょう。
とはいえ、身の回りのものを買い替えるにしても限界があると思いますから、最低限、カーペットと布団については新調されるのがお勧めです。
引っ越し前に徹底的にダニ対策を行っておく
どうしても新居に運ぶ必要のある家具類は、入念にダニ対策を行っておくのが得策です。
引っ越し前からダニ捕獲シートを活用して生きたダニを捕まえておく、布団等はしっかり日に当てて掃除機で吸い取る、燻煙式の殺虫剤で一気に駆除して丁寧に掃除する等の工夫で、新居でのダニ被害を最小限に抑えることが可能になります。
「引っ越しするから、ダニ対策など必要ない」と考えている人は意外と多いのですが、引っ越しするからこそ、入念なダニ対策が必要になるのです。
新居では、仕切り直して十分なダニ対策を
新築の家に引っ越すと、「どこもかしこもキレイだし、しばらくはダニとは無縁」といわんばかり、対策を怠ってしまう方が大半です。
しかしながら、放っておけばダニはあっという間に繁殖し、私たちに健康被害をもたらし始める厄介な存在。
せっかくピカピカの新築に引っ越したのだからこそ、その場所でダニを繁殖させない努力が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「引っ越し先にはダニはいない。。」
そんな風には思わずに、引越し前からのダニ対策が重要となります。
ちょっとした気配りひとつでダニ対策が出来ますので、引っ越しされる前にもぜひ上記のようなダニ対策をしてみてくださいね。