季節の変わり目で寝具を収納する際、どんなことに気を付けていますか?

「一応、収納用の袋に入れている」「ウチは押入れに入れているだけ」など、家庭によって様々だと思います。

しかしながら、ダニ対策の観点からいえば、適切な方法で収納しておかなければ大繁殖を引き起こしてしまう可能性があることを忘れてはいけません。

寝具収納の際のダニ対策していますか?

本日は、【寝具収納の際のダニ対策】について、ご紹介させて頂きます。

収納は「しっかりお手入れしてから」が基本

冬に使用した厚手の布団も、夏用の薄手の布団も、収納前には十分なお手入れが必須です。

ダニ対策上基本となるお手入れ

  • 汚れたままにしないよう、シーツ等の洗えるものは外して洗う
  • 湿気を残さないよう、布団やシーツ等は十分に乾燥させる
  • 干した後の布団の表面は掃除機で吸い取って、アレルゲンを取り除いておく
  • ・・・などなど、いずれもダニ対策上基本となるお手入れを施しておく必要があります。

    もしも、こうしたケアを怠った状態で長期間収納したとしたら、汚れや湿気はカビ発生の原因となり、元々そこに潜んでいたダニはそれを餌にしてどんどん増えていきます。

    考えただけでもぞっとしてしまいますね。

    寝具収納に適切なアイテムを活用しましょう

    十分にお手入れをしたら、寝具を収納していきます。

    ホコリや汚れの付着を防ぐために専用の収納袋に入れるのがオススメですが、その際には袋の「通気性」に配慮するようにして下さい。

    ビニール袋などは通気性がなく内部に蒸れが生じてしまう可能性があるため、害虫の発生や布団の品質劣化などが心配です。

    一般的に、布団収納専用に販売されている収納袋であれば、通気性が高く安心といえます。

    また、収納袋には防虫剤や除湿剤を一緒に入れるようにしてください。

    特に防虫剤については「においが付いてしまうから嫌」と敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、大切な寝具をダニやカビから守るためには必須です。

    収納場所の掃除や除湿もお忘れなく

    布団を収納できる状態にしたら、次に「収納場所」に目を向けてみてください。

    例えば、

    ・押入れやクローゼットにホコリやゴミがたまっていないでしょうか?

    ・不要なぬいぐるみや着なくなった衣類が処分されず、そのまま詰め込まれていないでしょうか?

    ・定期的に空気を通していますか?

    収納する寝具自体は万全な状態で準備できていても、それをしまう場所にダニやカビの発生原因があるとしたら何の意味もありません。

    今一度、収納場所の整理整頓、掃除、換気を見直し、安心して寝具を収納できる状態にしましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?

    季節の変わり目には、寝具の入れ替えや衣替えなど、やることが盛りだくさんです。

    忙しい毎日の中で、一つひとつを丁寧にこなすのは至難の業かもしれません。

    ですが、対策のやり方ひとつで、ダニ被害は確実に減らすことができます。

    現状、寝具のダニ・カビが気になる方はぜひ、本日ご紹介した基本的なお手入れ・収納のポイントについて気を付けてみてください。