あなたは、布団派でしょうか?それともベッド派でしょうか?

“ダニの温床”の代名詞ともいえる寝具ですが、ベッドの場合、布団と違って干したり丸洗いしたりすることが難しいため、一層ダニ対策が難しいかもしれませんね。

もっとも、床とマットレスが直接接さないので「通気性が良い分、ダニは繁殖しづらいのでは!」と信じている方も多いと聞きます。

だからといって対策をせずにいると、マットレスの中はとんでもないことに・・・

ベッド派の方は、身体の痒みはないでしょうか?謎の赤いポツポツができていませんか?

ベッドのダニ対策

今回は、【ベッドのダニ対策】をテーマに、正しい対処法をご紹介することにいたしましょう!

ベッドでも油断禁物!ダニの繁殖条件は揃っています

ベッドの方がダニは少ないのでは?と思っている方も多いかと思いますが、結論から言えば、「ベッドは布団と同レベルでダニが増えやすい環境」であることに間違いありません。

確かに、ベッドの場合にはマットレスを床に直に敷かないので、空間ができ、布団と比較すると湿気や熱がこもりにくいという利点があります。

しかしながら、干しも洗いもしないマットレスを何年も使っていれば、知らぬ間に内部に湿気が生じていることもあり、それが原因でカビが繁殖しやすい環境になっている可能性もあります。

カビといえば、ダニにとって格好の餌となりますから、カビの生えたマットレスにはダニが大繁殖している可能性大であると言えます。

また、垢や髪の毛、フケ、皮膚などは寝ている間に必ず落ちますので、これらはダニの栄養分をそのままにしていれば、やはりダニは増えてしまいます。

だからこそ、ベッドであっても布団同様のダニ対策が必須なのです。

ベッドで快適に眠るために、今日から取り組むべき5つの対策

ここからは、ベッドでダニを繁殖させないための工夫を5つ、ご紹介しましょう。

その1. マットレスとシーツの間には「ベッドパッド」を!

なかなか洗ったり干したりすることが難しいマットレスに、毎日直に寝てしまうと、どうしても湿気や汚れが気になります。

ベッドパッドを使用することで、マットレスに直接湿気が行きにくくなったり、マットレスの汚れを防いだりというメリットが期待できます。

ベッドパッドなら洗濯も天日干しも簡単ですから、ベッドのお手入れがぐんと楽になりますね!

その2. マットレスの掃除機がけはこまめに!

布団同様、マットレスの表面に付着するダニの死骸や糞等は、こまめな掃除機がけで取り除きましょう。

その際は、“サッサッ”と軽くかけるのではなく、じっくり時間をかけて吸引していくようにすると、汚れがしっかり取れることはもちろん、死骸や糞を周囲に広げずに除去することができます。

その3.シーツや枕カバーは定期的にお洗濯!

ベッドパッドと同じように、シーツや枕カバーをこまめに洗うようにしましょう。

ダニの餌となるフケや垢は、ベッドの表面にたまっていますから、カバー類を外してきれいにすることには重要な意味があります。

もちろん、死骸や糞等のアレルゲンもすっきり取り除くことができます。

その4. ダニ対策にはスプリングタイプのマットレス!

マットレスを選ぶ際には、「高密度連続スプリングマットレス」、「ポケットコイルマットレス」、「ボンネルコイルマットレス」等の種類に注目しましょう。

内部にスプリング(バネ)が施されたマットレスは通気性が良く、内部に湿気がこもりにくいという特徴があります。

もちろん、人によって寝心地等の好みはあるでしょうが、ダニ対策を第一とするなら断然「スプリングタイプ」がお勧めです。

その5. ダニ捕獲シートも忘れずに!

ベッドのマットレスや布団等、ダニが内部に棲みつきやすく、表面のお手入れだけでは十分でない場合には「ダニ捕獲シート」を活用しましょう!

奥深くに入り込んでしまったダニを誘いだし、生きたまま捕まえてしまう捕獲シートなら、洗濯や掃除機がけでは除去できないダニを取り除き、しかもアレルゲンとなる死骸を残さずに済みます。

まとめ

いかがでしょうか?

ベッド派の方は、今日からさっそく正しいダニ対策を始めてみて下さい。

きっとこれまでよりもすっきりと眠れるようになるはずです!