ダニ対策としてこまめに掃除をしているつもりでも、どうも状況が良くなっている実感がない・・・とお悩みの方、意外と多いのではないでしょうか?

そんな方は“いつもの掃除パターン”を見直してみると、ダニ対策の「穴」が見えてくるかもしれません。

ダニ対策の盲点と対策とは?

本日は、【ダニ対策の盲点と対策】について、お話させて頂きます。

お掃除場所が偏っていませんか?

ダニ対策を意識するあまり、つい、リビングや寝室などの「ダニが繁殖しそうな場所」ばかりを念入りにお掃除していませんか?

家の中のダニ対策は、特定の一部屋を徹底的に対策したところで、あまり意味がありません。

ダニは空気中を漂ったり、人間に付着したりして、部屋から部屋へと容易に移動できてしまいます。

移動した先の部屋がさほど掃除されておらず、ダニにとって快適な環境だったとしたら・・・ダニはまたたく間に繁殖してしまうでしょう。

普段はあまり使わない客間などは特にお掃除を怠りがちになりますが、ダニ対策を考える上では定期的に空気を入れ替え、掃除機をかけたり雑巾がけをしたりする必要があります。

もちろん、リビングや寝室並みの頻度で取り組もうとすれば疲れてしまいますので、週に一度掃除出来れば良しとしましょう。

加えて、お客様用の寝具や座布団なども長期間タンスにしまいっぱなしではいつの間にか湿気を含み、いざ使おうという時にはダニだらけです。

参考:来客用布団・座布団のダニ対策していますか?

できれば、半年に一度はすべて取り出して、除湿しておくことをお勧めします。

その際、除湿剤やダニ捕獲シート、ダニピタ君の交換も忘れずに行うようにしてくださいね。

週に一度はダニ対策で「丁寧な掃除」を

毎日しっかり掃除しているつもりでも、部屋の隅々まで行えているかと問われれば、どうしても不安な箇所の一つや二つは頭に浮かぶと思います。

部屋や階段の四隅、テレビ台やコンポの裏、窓サッシなど、ホコリやゴミがたまっていませんか?

こういう場所にダニが潜伏し、繁殖していくのです。

日頃から部屋の隅々にまで手が回れば良いのですが、現実はそうもいかないもの。

それならば週に一度だけ、細かな部分にスポットを当てた掃除を心がけてみてはいかがでしょうか?

すべての部屋をチェックするのが大変なら、「今週はこの部屋、来週はあの部屋」というように交代で着手しても良いでしょう。

可能な限りで、定期的にホコリやゴミ、カビを除去していけるのが理想です。

正しく「換気」を行えていますか?

「ダニ対策には換気が有効」ということで、こまめな換気を心がけている方はたくさんいらっしゃると思います。

しかしながら、いつでも無条件に窓を開放しておくのでは、かえって屋内の湿度を高めることにもなりかねないため、注意が必要です。

例えば、梅雨時期や夏の夜など、屋外の湿度が高いときに換気をするのはお勧めできません。

ダニ対策のための換気には、タイミングが重要なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段からダニ対策を行っていてもどうしても、見落としはありますので、出来れば掃除のチェック表を作って行うのがベストです。

ついつい忘れがちになってしまう事については、普段の生活で習慣化して、しっかりとしたダニ対策を行って下さいね。