ダニの存在を感じたことはなくとも、何となく「家の中にはダニがいるもの」と考えて、いわば予防的にダニ対策をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
微細なダニは肉眼で確認しづらく、普段の生活の中で目にすることはあまりありません。
ですが、「家のどこにダニがいるのか」を目で見て把握し、適切な場所にダニ対策を講じる方が、断然高い効果が得られることは間違いありません。
また、対策をする上での手ごたえも変わってきますよね。
家に潜むダニを見てみよう!
本日は、【家に潜むダニを目で見てみる方法】をご紹介するとともに、ダニ対策を施すべきスポットを検討することにしましょう。
ダニ遭遇率が高いのは、まず「寝室」
ダニがいそうな場所・・・、と考えたとき、「寝室」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
実際にその通りで、人間の体温や汗によって高温多湿の環境を維持しやすい寝具には、必ずダニが潜んでいます。
朝起きて「何だか身体が痒いような気がするな」と感じる方、その布団にはダニが大繁殖している可能性があります。
しかしながら、実際、私たちが布団の中でダニに遭遇することはあまりありません。
それはなぜかというと、「シーツの素材には明るい色、白色系が用いられやすいから」なんです。
あなたがお使いのシーツは何色でしょうか?
おそらく、「黒」や「茶色」と答える方はあまりいらっしゃらないのではないかと思います。
ダニの体は半透明であったり白色であったりしますから、当然、明るい色のシーツの上では目立ちにくいのです。
試しに、今日からシーツの色を黒に変えてみてください。
シーツを白系から黒系に変える事で、フケや埃等のゴミがはっきり見えるようになり、その中に微妙に動くもの(=ダニ)も発見できるようになります。
「畳の下」を見た事はありますか?
また、「和室の畳の下」も、ダニの繁殖率が高い場所として知られています。
畳なんて通常、そうそう上げるものではありませんが、だからこそ湿気たっぷり。
和室を寝室にしている場合には、毎晩高温状態にもなりますから、まさにダニにとっては最良の棲み処であると言えます。
ダニ対策に真剣になるために、「今一度、ダニの存在をこの目で確認したい!」という方は、思い切って畳を上げてみましょう。
埃やゴミ、カビの中に、必ずダニは存在します。
まとめ
ダニは気になるけれど、家中すべて対策しようとすればキリがないし、ストレスになるかも・・・
そんな場合は、まず今回ご紹介した「ダニを目で見て確認できる(できそうな)場所」から取り組んでみることをお勧めします。
特定の場所で繁殖したダニは、埃と共に、風にのって、いとも簡単に家のあちらこちらに散らばっていきます。
そういった意味では、第一に「ダニの繁殖場所」に的を絞った対策を講じることは、家全体のダニ退治につながる事になります。
場所を絞ったダニ対策であれば、気軽に始められますし、さほど負担には感じられないのではないでしょうか?