ご自宅の結露にお悩みの方、意外と多いのではないでしょうか?
朝起きたら窓や窓枠が水滴でびっちょり・・・知らぬ間にレースのカーテンがカビていることもあり、なかなか困ったものですよね。
しかもこの結露によって、ダニの発生率がぐんと高くなるというのだから要注意です。
結露の際のダニ対策していますか?
本日は、多くのご家庭で問題となる【結露とダニ対策】についてご紹介することにしましょう。
なぜ結露とダニが関係するの?
結露がダニの発生率を高める、といっても、何となくピンとこない方も多いかもしれません。
しかしながら、「結露によってカビが生じ、それがダニの餌となる」と考えると、いかがでしょうか?
加えて、結露がそのまま放置されやすい場所は、かなりの確率で掃除が行き届いておらず、埃がたまっています。
埃とカビ。
この2つの要素が揃っていて、もはやダニが生じないわけはない、ということです。
結露の原因となる「湿度」は、ダニの繁殖要件としても不可欠
結露とダニの関係は、「湿度」の観点からみても必然です。
結露が生じる原因については、すでに多くの方がご存知かと思います。
簡単に言えば「部屋の内外の温度に差が生じることで、屋内の空気が冷やされて水滴となる」というメカニズムなのですが、意外と知られていないのは「単に内外温度差が生じるだけでは結露は起こらない」ことです。
結露は、屋内外に温度差が生じることに加え、室内の空気に一定の「湿度」がある場合にのみ起こります。
この「湿度」は、ダニの繁殖要件としても重要です。
ダニが好む環境は「湿度60〜80%」と言われますが、結露が生じる室内は間違いなくこの条件を満たしています。
よって、“結露が生じる=ダニにとって快適な環境になっている”と考えて良いでしょう。
ダニと結露に効果ありの対処法とは?
結露を生じさせず、なおかつダニ対策としても有効な策として「こまめな換気」を挙げることができます。
なぜ換気が重要かといえば、第一に「内外温度差を最小限に抑えることができる」からでしょう。
加えて、湿り気のある室内の空気と乾燥した外気とが入れ替わるため、「湿度が下がる」こともポイント。
湿度が高くなるのを防ぐことは、もちろんダニ対策としても有効です。
「換気+α」で万全なダニ対策を
結露が生じやすい空間の代表格は「寝室」と言われていますから、寝室の換気は意識してこまめに行いたいものです。
ただし、どんなに換気を心がけても、寝具でダニが発生していれば、寝室におけるダニ被害を減らすことは出来ません。
結露のテーマからは離れますが、寝室のダニ対策を考える上では、併せて寝具のダニ対策にも注力することが重要です。
寝具のベットなどについてのダニ対策は以前の「ベッドのダニ対策!今日から出来る5つのダニ対策」の記事でもご紹介していますので、こちらもぜひご覧下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
換気もダニ捕獲シートの設置も気軽に行える対策ですので、忙しい方でも安心です。
日常の心がけとして、ぜひお試しください