子供のために一生懸命ダニ対策をしていても、つい手薄になりがちな場所として、あなたはどこが思い浮かぶでしょうか?

寝具やカーペットへのダニ対策はもちろん万全でしょうが、意外な盲点の代表格といえばずばり「おもちゃ箱」です。

お子さんが普段遊ぶおもちゃを片付ける場所にダニがウヨウヨ・・・、なんて耐え難いですよね。

おもちゃ箱へのダニ対策していますか?

本日は、【おもちゃ箱のダニ対策】をテーマに、有効な対処法を考えてみることにしましょう。

なぜ、「おもちゃ箱」が危険なの?

そもそも、なぜ「おもちゃ箱」にダニ対策が必要なのでしょうか?

おもちゃを収納する箱といえば、一般的にはプラスチックなどのツルツルとした材質のものが多いでしょう。

一方、ダニが好む潜伏場所は、布団やカーペット等の布製品の内部等、奥に潜り込めて暖かいところが代表的と言われています。

この点、おもちゃ箱とダニの繁殖場所とは、まったく異なる環境のように感じられます。

しかしながら、おもちゃ箱といえば、お菓子の食べかすや子供のよだれ、埃等が舞い込みやすい場所で、こうした環境ではカビが生えやすく、ダニにとってはまさに餌の宝庫。

また、保管される場所が暖かいリビングだったり、湿気がこもりやすい押入れやクローゼットだったりすることが多く、おもちゃ箱の中は容易に高温多湿が保たれます。

ダニがひとたび入り込めばどんどんその数を増していく場所、それが「おもちゃ箱」なんです。

おもちゃ箱に収納されているぬいぐるみにカビが生えていませんか?

高温多湿の環境で繁殖しやすいカビをおもちゃ箱で発見したら、ダニの繁殖を疑って間違いありません。

今一度、ご家庭のおもちゃ箱とその中身を点検されてみることをお勧めします。

おもちゃ箱のダニ対策には「こまめな掃除」と“+α”

おもちゃ箱のダニ対策を考える上で、最も有効なのは「清潔を保つこと」です。

そのために心がけるべきことを、いくつかご紹介しておきます。

・ 遊んだ後のおもちゃをしっかり拭いて、湿っているものは乾燥させてから片付ける

・ ぬいぐるみは定期的に洗濯・天日干しして、汚れや湿気を残さない

・ おもちゃ箱はこまめに掃除する

・ おもちゃ箱にお菓子を食べこぼさない

・ 湿ったものを入れっぱなしにしない

・ いつも蓋を閉めたままにするのではなく、開けっ放しにして高温多湿状態を防ぐ

いずれも、日頃の掃除や片付けの延長上でできそうな工夫ばかりなので、ぜひ今日からおもちゃ箱へのダニ対策も取り組んでみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

お子さんの使うおもちゃへのダニ対策で、スプレーや薬剤を用いるのは心配ですが、食品添加物として認められているダニピタ君などのダニシートなら、安心して使えますよね。

アレルゲンとなるダニの死骸をその場に残さないので、ダニアレルギー発症を抑えることができます。

毎日家事・育児に忙しいお母さんにこそ、“+α”のダニ対策がオススメです。