あなたは普段、靴のお手入れをしていますか?
一日履いて帰宅後はすぐ靴箱に収納・・・、これではひょっとしたら靴の中はあっという間にダニだらけになっているかもしれません。
靴のダニ対策していますか?
「なぜ、靴にダニが?」と思うかもしれませんが、本日は【靴とダニ】をテーマに、靴でダニが繁殖する理由と対策についてご紹介させて頂きます。
家の中のダニ対策として、意外な盲点になっているのが「靴周り」です。
一日履きっぱなしの靴は、まさに“高温多湿”のダニパラダイス
靴の中でダニが繁殖してしまう理由は、「履いた後の靴の状態」にあります。
ビジネスシューズやスニーカー等、一日履いた靴の中は汗で蒸れて、しかも熱がこもっており、こうした状態の靴は、高温多湿を好むダニにとってはまさに快適な棲み処となっています。
しかも、靴には垢や埃、塵が付着していたり、カビが生えていたりしますから、ダニにとっては餌もたくさんある状態です。
ダニは屋内外を問わず至る所に存在しますから、衣類や靴にダニがついていても何ら不思議はありません。
いつの間にか靴の中に入り込み、そこで繁殖をしてしまう可能性が大いにあるのです。
靴のダニを除去するためには?
靴のダニは目に見えるものではありませんが、だからこそ常に“そこにダニが潜んでいる”ことを想定したお手入れが必要です。
具体的には、下記を心がけるのが得策です。
・一日履いた靴はすぐに靴箱に収納するのではなく、外に出して十分に乾燥させ、熱をとる
・定期的に洗うなどして清潔な状態を保つ(最近では皮革用のクリーニング剤が販売されています)
この2つを実践するだけでも、ダニ対策としてはかなり有効です。
心配な場合には、クリーナーで靴の内部を吸い取っておけば、さらに安心です。
冬物のブーツはダニが繁殖しやすいにもかかわらず、履いてそのまま放置している方が多いかもしれません。
しかしながら、流行のムートン素材のものは、まさにダニの潜伏場所として適していると言えます。
また、革靴の表面にうっすらカビが付いているのを見かけたら、ダニの繁殖要件が揃っているサインです。
靴でも他の場所でも同じですが、ダニが繁殖しやすい条件を極力なくすようにするのが大事です。
まとめ
お手持ちの靴の状態はいかがでしょうか?
ぜひ一度靴箱を見てみて下さい。
また、靴へのダニ対策と併せて、靴を置いておく環境にも気を配る必要があります。
例えば、靴箱については「常に閉めきった状態にせず、こまめに開け放して空気を通す」「防虫剤、除湿剤を置く」「埃やゴミをきれいに取り除く」等の手立てが考えられます。
また、玄関についても「こまめに掃除して清潔を保つ」ことが大切です。
ダニ対策とはいえ何ら特別なことではなく、普段のお掃除の中で無理なく取り組めることばかりです。
「そういえば、靴にもダニ対策が必要だなんて考えたこともなかった!」という方は、ぜひ今日から実践してみてくださいね。