暑くなったり寒くなったりすると、「そろそろエアコンの出番だね〜」等と言いながら、何も考えずに運転ボタンをポチっと押してしまいます。

ところが、エアコンをつけた途端、埃っぽさやカビ臭さといった違和感を感じている方は意外と多いのではないでしょうか?

エアコンに潜むダニについて

決して脅かすわけではないのですが・・・・実際のところ久しぶりに使うエアコンからは、埃・ダニ・カビが大放出されています。

本日は、そんな【エアコンに潜むダニ】について、その実態と対策をご紹介していていきます。

目を背けないで!エアコン内部は埃・カビ・ダニの溜り場

普段見えないエアコン内部には、皆さんの想像する以上に埃やカビで汚れています。

試しに、エアコンのカバーをあけて、中のフィルターを確認してみてください。

フィルターの細かな目に、ゴミがたっぷり詰まっていないでしょうか??

ダニは埃と一緒に宙を舞い、エアコンにとどまり、そこでカビ等を餌にして繁殖するので、埃まみれのフィルターには間違いなくダニが生息している、と考えて良いでしょう。

フィルターをもすり抜けてしまうカビ・ダニ

「フィルターにゴミがたまっているなら、その部分だけを掃除すれば済むのでは?」そんな風にお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながらこうした対応では不十分です。

フィルターに埃を蓄積させることはできても、微細なカビ胞子やダニはそこをすり抜け、さらに奥まで入り込んでしまうこともあり、フィルターやエアコン内部で繁殖したカビやダニは、エアコンの運転時に部屋中に巻き散らかされることになります。

エアコン稼働時の鼻水やくしゃみに悩まされている方、ひょっとしたら、原因はエアコンに潜むカビ・ダニにあるかもしれません。

対処法は「掃除」、これだけ!

どんなに清潔な室内でも、ある程度の埃は出ますし、湿気があればカビは生じ、人が出入りするのであればダニは存在します。

よって、エアコンを清潔に保つためには「こまめな掃除」が唯一かつ有効な対策であると言えます。

定期的に業者に依頼してエアコンクリーニングを行えるのが理想的ですが、「なかなか難しい」という場合には、2週に1度程度のペースで「フィルター掃除」をしておくだけでも、部屋に拡散されるカビ胞子やダニを抑えることができます。

加えて、「エアコンの効きが良くなる=電気代の節約につながる」といったメリットも期待できます。

エアコンの使い始めは“20〜30分程度の換気”が必須

掃除に加え、日常的なひと工夫としては「換気」が重要です。

特に、エアコンを稼働した直後の30分程度は、送風口やフィルター、内部に付着した汚れが一気に吹き付けられます。

例えば季節が変わって久しぶりにエアコンを使う時などは、最初はよく換気をしながら風を吸わないようにし、様子を見ることが肝心です。

吹き出す風が臭う場合には、一度本格的に専門業者にクリーニングを依頼すると安心です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

意外なところにもダニが潜んでいるので、部屋は定期的に掃除するようにしてみてくださいね。