洗濯して、外に干した衣類やタオルを取り込んだ後、あなたはどこに置いているでしょうか?
せっかく洗ってきれいになった洗濯物も、扱い次第では「ダニまみれ」なんてことも・・・
洗濯物へのダニ対策とは?
本日は【洗濯物のダニ】をテーマに、有効な対策をご紹介していきます。
洗濯物を置いたその場所にダニが・・
取り込んだ洗濯物をカーペットや畳の上に置く習慣のある方、要注意です!
衣類やタオルを置いたその場所のダニ対策は、万全でしょうか?
ご存じの通り、カーペットや畳には、家の中でも特にダニが潜んでいる可能性が高いと言えます。
そんなところに洗濯物を置いたら・・・、もはや衣類へのダニの付着は免れられませんね。
当たり前のことの様に感じられますが、意外と盲点になっている部分かと思います。
洗濯物のダニ対策として、「部屋のダニ対策」は基本中の基本です。
こまめなお掃除、換気はもちろん、カーペットや畳には「ダニ捕獲シート」の活用が有効ですが、まずはしっかり、家の中のダニ対策に取り組んでみて下さいね。
タンスやクローゼットの中、ダニが繁殖していませんか?
洗濯物のダニ対策を考える上で、次に注目したいのが、衣類やタオルを収納する「場所」です。
普段閉めきっていることの多いタンスやクローゼットには、湿気がたまりやすいので要注意です。
また、頻繁に掃除する場所ではないため、埃がたまりやすい点も、ダニの繁殖要素としては心配ですね。
タンスやクローゼットのダニ対策としては、下記の方法が有効です。
・定期的に開けっ放しにして、内部に風を通すようにする
・洗濯物はよく乾かしてから収納する
・ダニ捕獲シートを設置する
・衣替え等のタイミングで、定期的にしっかりと掃除する
普段あまり目につかない場所ではありますが、気を付けるようにしましょう。
洗濯のみで、衣類のダニ駆除は出来ません!
本日のテーマは【洗濯物のダニ対策】ですが、ご紹介した方法はいずれも“洗濯物に直接施すもの”ではなく、“屋内のダニ対策”に焦点をあてたものでした。
なぜ、こうした話になるのでしょうか?
その答えは、洗濯物のダニ対策を考える上で重要なのが「そもそも衣類等にダニを付着させない環境作り」だからです。
衣類やタオルに付着したダニは、洗濯によって完全に除去できるものではありません。
乾燥機を用いれば不可能ではありませんが、場合によっては生地を傷めてしまう可能性があるため、すべてのものに適用できる方法ではないでしょう。
乾燥器等でようやくダニを取り除いても、部屋の中や収納する場所にダニが存在していたとしたら・・・せっかくの苦労も水の泡となってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、洗濯物のダニ対策の基本は、あくまで【家の中のダニ対策】にあります。
「現状ダニ被害に悩まされていて、その原因がどうやら“衣類”にありそうだ・・・」という方も、まずは“部屋の中のダニ対策”を再度見直してみてくださいね。